復縁における悩み
人も色々、悩みも色々【復縁】
さて、復縁における『悩み』についてお話しますね。
人の悩みは、当然ながら十人十色です。
置かれた状況が違うのは勿論、
年代、性別、個性などで悩む内容が変わります。
だけど、共通する部分も数多いのです。
その一つが、周りが見えなくなること。
これは、どんなに冷静な人でも悩んでいる時には陥ってしまう袋小路です。
普段ならば、当然、気づくことに気づけない、
自分で判断できるはずのことに判断が下せない、
そんな状態になります。
『復縁』に悩む人も同様で、
「え! あの人が、こんなこと言うかな?」
相談を受けた時、そんな意外な思いに打たれることも少なくありません。
こうなってしまうケースで多いのは、本人の思い込みが強い場合です。
違う言い方をすれば、「決めつけてしまうコト」、ですね。
「きっと、~に違いない」という心理状態です。
実際、悩みを抱えている人たちは、もう少し弱い言い方ですが、
「多分、~だと思うよ」
という言い方をよくします。
「多分、あの人は私を忘れている」
「多分、私のすることは、あの人の反感を買う」
「多分、過去にとらわれている自分は滑稽に見えているだろう」
この「多分、」という部分を「きっと」に置き換えてみてください。
あきらめ口調で「多分・・・」という場合、
実は「きっと~だ」と確信している場合が多いのではないでしょうか。
この思い込みは強力で頑な(かたくな)です。
それを突破するような説得というのは実際の話、容易ではありません。
そういう状態に陥った人に対して、効果がある唯一の治療法、
それは、「本人が、納得しながら、前に進んで行ける」方法の提示です。
私が人の悩みを聞いた時、痛感するのは、
「過去の経験から」
「過去の実例から」
「データから見て」
こんな言葉が、悩みの当事者にとって、
何の説得力も持たないということです。
何故なら、本人に周囲に目を配る余裕が失われているのですから。
そんな状態から覚醒させてあげるのは、私たちには無理なのでしょう。
それが親友でも、先生でも、親兄弟であっても。
でも、それを見事にやってのけている手法が世の中には存在します。
優れた方法論には、その壁を取り払うために必要なものが
ビルトインされています。
だから、皆に支持されるのではないでしょうか?
そのように優れた方法論を目の当たりにして、
私が、一番重要だな、と思うのは、
「本人が、納得できること」
では、「本人が、納得する」には、何が必要なのでしょうか?
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